2012-09-04

GIMPでDBPを使って複数の(連番)ファイルにunsharp maskをかける

準備

GIMPをダウンロード
http://www.gimp.org/downloads/

GIMP 用プラグインである DBP (David's Batch Processor) をインストール
http://members.ozemail.com.au/~hodsond/dbp.html
GIMP 2.6 では問題なかったが、最新版の 2.8 でも動くかは知らない。このプラグインの Sharpen は実際には unsharp mask を使っている。ソフトによっては sharpen と unsharp mask は別ものなので、紛らわしい。

DBP の使い方

GIMP でメニューの「フィルタ > Batch process...」から DBP を起動する。

Input タブで Add Files する。このとき、左上のアイコンでアドレスバーを表示させて、エクスプローラのアドレスバーのパスをコピペすると移動が楽(これは FIELDVIEW など他のアプリでも使える tip)。

Sharpen タブで unsharp mask を Enable する。Radius, Amount, Threshold は元画像で試して先に決めておく。いちおう Test ボタンでテストできるが、いちいち Show Images を押さないとやり直せないので若干面倒。プレビューしながらフィルタ適用ということもできない。

Rename タブで出力先ディレクトリと名前を決める。まず Select Dir ボタンから出力先のディレクトリを決める。ソースと同じ場所でよければ Source Dir ボタンでいい。出力するファイル名を変えたければ、Add Prefix か Add Postfix に何かを書いておく。どういう名前になるかはすぐ下の Example のところでシミュレートされている。他にもチェックボックスでグレースケールへの変換とか選べるぽい(Colour タブにもグレースケール変換チェックボックスがあるが…)。

Output タブでは出力ファイルのファイル形式(拡張子)しか選べない。これは Rename タブと統合すべきだと思う……。

準備OKとなったら下の方にある Start ボタンでバッチ処理開始。このとき Show Images トグルボタンを押していると、処理中(処理後?)のファイルがいちいち表示される。押さない方がよさそう。出力先ディレクトリに同名のファイルが既にある場合は、エラーメッセージが出て処理が止まる。

関連エントリ

作業メモ:Phantom -> DippMotionで飛翔体の特徴点から位置情報取得して3次元再構築
Phantom で連番ファイルを保存する方法(ファイルに「+桁数」を付ける)はこちらに。

Rhinocerosで画像からwing gridを作る

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